都倉 俊一
四歳よりバイオリンを始め、小学校、高等学校を過ごしたドイツに於いて基本的な音楽教育を受ける。
のち、学習院大学在学中に作曲家としてデビュー。その後、アメリカ・イギリスで作曲法、指揮法、映像音楽を学び、
海外各国で音楽活動を行う。
70年代から作曲活動を始め「日本レコード大賞 作曲賞」「日本歌謡大賞」「東京音楽祭最優秀作曲賞」
「日本セールス大賞 作曲賞、編曲賞」「日本レコード大賞」など、日本の主要な音楽賞のほとんどを受賞する。
世に出したヒット曲数は1,100曲を超え、レコード売上枚数は6千万枚を超える。
その他多くの映画音楽、テレビ音楽を手掛ける。(作品集は【楽曲一覧Works】を参照。)80年代からはレコード制作のほかに、映画音楽、舞台音楽も手掛けるようになり、活動の場も海外にシフトしてゆく。
学習院大学 法学部卒業 法学士
- [語学]
- 英語、ドイツ語、フランス語
- [趣味・特技]
- ゴルフ 現在HC:3 所属 東京ゴルフ倶楽部・程ヶ谷カントリー倶楽部(東京ゴルフ倶楽部クラブチャンピオン 1997・1998・1999年 )自家用飛行機操縦、小型船舶操縦士2級
経歴
1979年 | 映画『夢一族』の音楽作曲。 |
1980年 | 都倉俊一グランド・オーケストラを設立。 数々のLPを発表し、全国で演奏活動を行う。また、幅広い作曲活動の他に、執筆、講演活動も展開する。 |
1981年 | 映画『源氏物語』の音楽作曲。 |
1982年 | 映画『明日を飛びこせ』の音楽作曲。 |
1983年 | 拠点を米国ロサンゼルスに移し、“シュン・トクラ”の名前で、作曲、プロデュース活動を開始。 レイフ・ギャレットのアルバム「My Movie Of You」を作曲・プロデュース(ビルボード誌28位)。 その他、シルヴィー・バルタン、ジョン・シュナイダー、ドナ・バレリーらに曲を提供。 |
1984年 | 映画『黒猫』の音楽作曲。イギリス・アメリカの舞台芸術との関わりも深く、 色々な作品を日本にも紹介する。 |
1985年 | ニューヨークにて数々のミュージカル制作にも参画する。 |
1988年 | ロンドンにも居を構え、本格的なミュージカル作曲、及び舞台制作にとりかかる。 |
1991年 | ロビン・ハートフォード演出の『黒い服の女』(パルコ劇場)をプロデュース。 (2006年、ロンドンにてロングラン中) |
1992年 | 『第一回 エジンバラ川口国際芸術祭』の総合芸術監督に就任。 |
1993年 | ロンドンで大ヒット中だった『An Inspector Calls』の総合監修。 (アートスフィア劇場。後にトニー賞を受賞。) |
1994年 11月 | 日本人の作曲家として初めてのオリジナル・ミュージカル『Out Of The Blue』が ロンドンのシャフツベリー劇場にて開幕。この作品の制作総指揮も兼ねる。 |
1997年 11月 | 都倉作曲によるオリジナル・ミュージカル『GALAXY EXPRESS 999』が開幕。 (東京アートスフィア劇場) |
2000年 7月 | Sharon Jiang監督の米・中合作映画『X(クロス)-Roads』の音楽を手掛ける。(米・中にて公開) |
2002年 4月 | 宝塚歌劇団ミュージカル『風と共に去りぬ』の作曲を手掛け4月に開幕。 |
2003年 2月 | テレビドラマ『センセイの鞄』の音楽制作。 |
2003年 3月 | NHKテレビ50周年 みんなのうた「テレビが来た日」を作曲。 |
2003年 4月 | テレビドラマ『血脈』の音楽制作。 |
2005年 1月 | テレビドラマ『夏目家の食卓』の音楽制作。 |
2005年 5月 | 子供向けのミュージカルアニメーション番組(テレビ東京)『フレンドリー・アベニュー』の作曲、 及び制作総指揮。(2005年5月~2006年3月放送) |
2007年 8月 → 2008年 8月 | 週刊新潮「マイフレーズ 都倉俊一」を連載 |
2008年 4月 → 2009年 3月 | NHK FMラジオ「ミュージックメモリー」のパーソナリティとして出演。 |
2008年 11月 | 著書『あの時、マイソング ユアソング』を発売。 |
2008年 12月 | オーケストラサウンド CDアルバム『Felicity』を発売。 5枚組CD 『SONGS』を発売。 |
2010年 8月 | 一般社団法人日本音楽著作権協会会長に就任。2014年現在3期目を務める。 |
2010年 10月 | オリジナル・ミュージカル『Out Of The Blue』の新編集CDが全英で発売。 |
2011年 2月 | 文化庁文化審議会正委員に就任。 |
2012年3月 | 国立競技場将来構想有識者会議委員就任 |
2012年 5月 | 国立競技場将来構想ワーキンググループ施設利活用(文化)グループ座長就任。 |
2012年 6月 | 日本イスラエル国交60周年文化交流事業でイスラエル・テルアビブにて能の桜間会と共演。 |
2012年 9月 | イスラエルのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ミルナ・ヘルツークからの委嘱で独奏曲。 「過去への架け橋 A Bridge To The Past」を作曲 |
2012年 10月 | 新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクールの審査委員就任。 |
2012年 11月 | 古事記1300年記念新作能とのコラボレーションで歌曲「はるか、遠くが見える」を 出雲大社篝舞台にて奉納。 |
2013年 9月 | NHK総合テレビドラマ10シリーズ 「ガラスの家」の音楽制作。 |
2014年 5月 | 国立競技場ファイナル・イベントの4万人大合唱編曲・指揮。 |
2015年 3月 | 日本美術協会「高松宮殿下記念世界文化賞」選考委員就任。 横綱審議委員会 委員に就任。 |
2015年 10月 | CIAM 世界音楽創作者評議会 執行委員に就任。 |
2016年 4月 | 一般社団法人日本音楽著作権協会 特別顧問に就任。 全日本ゴルフ振興会議 委員。 |
2016年 8月 | “山の日”制定記念曲 「山はふるさと」を作曲。 |
2016年 11月 | APMA・アジア太平洋音楽創作者連盟(http://apmaciam.wixsite.com/home) 執行委員会 会長 |
2018年 11月 | 文化功労者顕彰 |
2021年 4月 | 文化庁長官に就任 |